疲れ目の解消法
1 目のまわりのマッサージ
①眉毛の下にあるくぼみを、親指で外
側へ10回ほど押す。
②鼻の付け根を、親指と人差し指でつ
まむように上へ4回ほど押す。
③こめかみを人差し指でやさしく10
回ほど押し回す。
④下まぶたから指1本分下を人差し指
でやさしく10回ほど押し回す。
2 ツボの刺激
①眉間の中心を押すと脈が打っている
ので、その部分をやさしくこすりま
す。脈を打つ場所をたよりに、ゆっ
くりと、強く押しすぎないように気
をつけながら、やさしく気持ちよく
感じるくらいの力でツボを押すよう
にしましょう。
②そこから目の周りの骨に沿って指を
使って移動しながらやさしく圧迫し
ていきましょう。特に、黒目の真上
の部分で脈を感じる部分や、目尻あ
たりのところに圧をかけていくよう
にします。
③そのまま円を描くように、目の下の
骨のラインに沿っていくように目の
周りを一周していきます。
3 頭のマッサージ
①指先に力をいれて、頭を手で包み込
むように頭皮をマッサージする。
②首と後頭部の境目(視神経に繋がる
ツボ)を押す。
③仕事中にまぶたの重さを感じたとき
などは、トイレに立ったタイミング
など隙間時間で頭皮マッサージをし
ましょう。
4 目薬をさして目を閉じる
疲れ目用の目薬をさしたら、5分ほ
ど目を閉じましょう。数分間、目を
閉じるだけでも光が遮断され、目を
休めることができます。
5 蒸しタオルで温める
①タオルを濡らします。
②軽く絞ったタオルをラップで包みま
す。
③電子レンジで30秒〜60秒温めま
す。ヤケドしないよう様子を見てラ
ップを外します。
④ラップを外したタオルを目に押し当
てます。タオルはほんのり温かく目
に当てたときに気持ちいいくらいが
目安です。寒い日はお風呂にゆっく
り入りながら蒸しタオルで目もとを
温めると目だけではなく全身の疲れ
が取れるでしょう。
まぶたを上げるトレーニング 1
①目を閉じる。
②眉毛の上を、人差し指で軽く固定す
る。眉の上部に指を当てて、眉が動
かないように固定する。
③眉の上を固定した状態で、目をカッ
と見開く。眉と額を動かさないで、
上まぶたをグッと引き上げる。 “上
目遣い”をするような感覚で、眉を
動かさずにできるだけ目を大きく開
きます。
④目を見開いた状態で、5秒キープす
る。額に両手を当てて、眉と額が動
かないようにし、目を見開いて5秒
キープしてもいいです。
⑤ゆっくりまぶたを下ろして、5秒目
を休める。
⇒ これを1セットとして5回ほど繰
り返す。
まぶたを上げるトレーニング 2
①目をゆっくり閉じていき、まぶたを
ギューッと強く閉じる。
②この状態で5秒キープ。
③今度は、目をパッと大きく見開く。
④この状態で5秒キープ。
⇒ これを1セットとして5回ほど繰
り返す。
疲れ目の予防法
1 近くや遠くを繰り返し見る
近くの物を見ているときは、目の筋
肉が収縮しています。1時間に1回
を目安に5~6m先を見て目の筋肉
を緩めてあげましょう。
2 視力に合ったメガネを選ぶ
度数の合っていないメガネやコンタ
クトレンズは疲れ目の原因にまりま
す。メガネやコンタクトレンズをつ
くる際は、「よく見ることが多い距
離」に応じて度数を選びましょう。
3 抗酸化作用のある食材を摂る
アスタキサンチン(イクラ・エビな
ど)、ルテイン(ほうれん草などの
緑黄色野菜)には強い抗酸化作用が
あります。体内の活性酸素を取り除
いて疲れにくくしてくれます。
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