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  • 塾長

40代で「疲れない体」  5つの習慣

更新日:3月10日




【1】体幹トレーニングで
  「姿勢を整える」

 スキージャンプ選手の葛西紀明さん

は取材などで長時間座っていても、ほ

とんど姿勢を変えません。それは「背

筋がまっすぐにぴんと伸びた姿勢」を

意識するようにしているからです。

 「背筋を伸ばしたままなんて逆に疲

れるのでは」とよく言われるのですが

「正しい姿勢」でいると、長時間同じ

姿勢でも疲れを感じないものです。逆

に、姿勢が悪いと、体のバランスが悪

くなり、それだけで体に余計な負担が

かかってしまいます。

「寝る前3分間の体幹トレーニング」

(40代でも「姿勢」は良くなる、寝

る前3分改善法)などを実践しながら

「姿勢」をいつもよくするように心掛

けるといいでしょう。


【2】「10分のランニング」で、

   むしろリフレッシュする

 もちろん葛西さんも「疲れたな」と

感じることがあるそうです。海外遠征

のために長時間、飛行機に乗ることも

多く、長時間移動のあとは、なおさら

疲れるそうです

 そんなとき、葛西さん現地に着いた

ら真っ先に「10分間、軽くランニン

グする」ようにしています。軽く体を

動かすことで、心身ともにリフレッシ

ュし、むしろ疲れがとれると感じるか

らです。

 それに、「汗をかく」ことは、体内

の老廃物や疲労物質などを体外に出し

代謝をよくするためにも効果的といわ

れています。「疲れない体」づくりの

ために、葛西さんがいちばん重視して

いるのが、この「代謝を上げる」こと

です。

 皆さんも、ぜひ「疲れたな」と思っ

たときは、軽くジョギングしてみてく

ださい。「毎日走らなければ」と考え

ると逆にストレスになります。「気が

向いたときに10分、軽く走る」、そ

れだけでも十分、リフレッシュになる

と思います。


【3】上手にサウナに入って、

   とにかく「汗をかく」 

 「汗をかく」ために、葛西さんがラ

ンニングと並んでやっているのが「サ

ウナ」です。平均すると10日に1回

国内外を問わず移動先のホテルにサウ

ナがあれば、積極的に活用しているそ

うです。

 葛西さんがサウナに入るときは、次

の2点に注意しています。まず「温冷

交代浴」(サウナと水風呂)を行うこ

と。

 「サウナ10分の後は水風呂1~2

分」のように、温冷をセットで行って

います。水風呂が苦手な人、高血圧症

など持病のある人には、「足だけを水

風呂に入れる」「ぬるめのシャワーを

浴びる」という方法もおすすめだそう

です。

 もう1つは「休憩と水分補給」をし

っかりとすること。サウナは長時間入

ればいいというものではないので、自

分のペースで入るようにしてください

とのことです。

 皆さんも、サウナを「上手に活用」

できれば、短時間で効率的に「汗をか

く」ことができると思います。


【4】「代謝を上げる食べ物」を

    活用する

 さらに、葛西さんが日ごろから意識

しているのは代謝を上げるために「代

謝アップを促進してくれる食べ物」を

効果的にとることです。

 「代謝を上げる」食べ物は、「体を

冷やさない」「脂肪を燃焼しやすくす

る」「筋肉の働きをよくする」などの

食べ物のことです。

 「アミノ酸」「ビタミンB群」「カ

リウム」「ヨウ素」などを多く含んだ

食べ物ですが、葛西さんが意識して特

に取り入れているのが、下記の食品で

す。


【代謝を上げる食品の例】

・「アミノ酸」が多い 卵、レバー、

牛乳、チーズ など

・「ビタミンB群」が多い 豚肉、う

なぎ、青魚、玄米、納豆 など

・「カリウム」が多い 納豆、みそ、

豆腐 など

・「ヨウ素」が多い コンブ、ワカメ

ハマグリ、青魚 など

・「体を温める」 トウガラシ、生姜

長ねぎ、カボチャ など


 40代になると、どうしても代謝が

落ちてきます。普段から、「代謝を上

げる食品」をうまく取り入れることで

「疲れない体づくり」をサポートして

くれるはずです。


【5】ストレッチで

   「下半身の柔軟性」を高める

 「ちょっとした段差につまずきやす

くなった」「ズボンをはこうと思った

ら尻もちをついてしまった」など、普

段の行動に変化を感じることはないで

しょうか。

 その場合は、「運動不足」以上に、

実は「柔軟性が低下している」ことが

原因というケースも少なくないと思い

ます。

 葛西さんの場合、下半身の筋肉に柔

軟性をつけたことでジャンプの踏み込

みから着地までの安定感がよくなり、

下半身の可動範囲が広がったので歩行

やランニングのときもラクになったそ

うです。結果として、体への負担も少

なくなったそうです。

 40歳を過ぎたら、筋トレよりもス

トレッチの時間を増やしてくださいと

のことです。「下半身の柔軟性」を高

めるストレッチは、ケガの予防のみな

らず、リラックス効果も期待できるな

ど、日々の体をサポートしてくれると

思います。

【40代で「疲れない体」に

      みるみる変わる5習慣】

・体幹トレーニングで姿勢を整える

・「10分のランニング」で、むしろ

 リフレッシュする

・上手にサウナに入って、とにかく

 「汗をかく」

・「代謝を上げる食べ物」を活用する

・ストレッチで「下半身の柔軟性」を

 高める

 年齢とともに体に変化が出てくるこ

とは仕方のないことですが、すべて

「年齢のせい」にしてしまうと、どん

どん体は衰えていくばかりです。

 しかし、「年齢に見合ったやり方」

をうまく取り入れれば、40代になっ

ても「疲れない体」を維持することは

十分可能です。

 40歳を過ぎると、20代のように

無理がきかなくなります。だからこそ

40歳を過ぎたら「疲れない体」づく

りを取り入れ、20代以上の「最高の

成果」を出せるようにしてください。

それは十分可能だと葛西さんは確信し

ているそうです。


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