top of page
塾長

40代からの美容ケア

更新日:1月7日

 まず最初に、40代の特徴をみてい

きましょう。40代になると、以下の

①~③のような変化を迎えます。

①心身の変化

 40代になると、疲れやすくなる、

白髪が増える、視力が低下するなど、

加齢による変化を感じ始めます。

 女性ホルモンが急激に減少してくる

40代以降は、頭痛やめまい、発汗、

倦怠感、動悸といった更年期症状によ

る不調を感じることもあります。自律

神経の乱れにより、心にも不調を感じ

やすくなります。

②ライフステージの変化  40代になると、仕事で責任がある

立場に就く人もいれば、子どもから手

が離れて職場復帰をする人もいます。

プライベートでも子どもの進学や親の

介護、家計のことなど悩みが尽きない

時期です。

③お肌の変化  お肌が生まれ変わる時期、ターンオ

ーバーは年齢を重ねるごとに遅くなっ

ていきます。20代が28日周期であ

るのに対し、40代は55日周期にな

ります。代謝が悪くなり、くすみやシ

ワ、シミ、乾燥肌などの肌トラブルが

起きやすくなってしまいます。

 40代になり肌の変化を感じたら、

エイジングケアをはじめましょう。

 40代を迎えると、今までと同じス

キンケアをしていても肌トラブルが増

えてきます。

 次の1)~6)のような対策をしま

しょう。


1)紫外線対策をしましょう。

 年齢肌の原因の80%は紫外線が引

き起こす光老化ともいわれています。

紫外線はシミやシワの原因となり、肝

斑を濃くします。

 紫外線には波長の長さによって種類

が変わり、そのうちの一つであるUV

ーAは肌の奥にある真皮層まで浸透し、

コラーゲンやヒアルロン酸を作り出す

細胞にダメージを与えます。一方、U

VーAよりも強いエネルギーのUVーB

は、傷付いたDNAの修復力を低下さ

せます。

 紫外線から肌を守るには、日焼け止

めクリームが有効です。顔や首、腕な

どの洋服で隠れない部分に使い、こま

めに塗り直します。日焼け止めクリー

ムを選ぶ際、UVーA対策にはPA値

の高さを、UVーB対策にはSPF値

の高さをチェックしましょう。

 また、日傘や帽子で紫外線を遮るこ

とも効果的です。


2)抗酸化力のある食品を摂取しまし

 ょう。

 女性ホルモンの減少によって抗酸化

力が衰えると、肌がくすんできたり、

メラニンの産生が増えてシミができた

りします。年齢肌に気が付いたら、抗

酸化食品を積極的に食事に取り入れま

しょう。

 抗酸化成分には、ビタミンA・C・

Eやポリフェノール、カロテノイドな

どがあり、それぞれ以下のような食品

に多く含まれています。

 また、白砂糖や小麦粉など精製され

た炭水化物はなるべく避けましょう。

そして、たんぱく質を積極的に取りま

しょう。

 これらの食材を上手に取り入れなが

ら、栄養バランスの良い食事を心がけ

ましょう。


ビタミンA 

・うなぎ・まぐろ・にんじん

ビタミンC 

・ピーマン・パプリカ・ブロッコリー

ビタミンE 

・全卵使用のマヨネーズ・アーモンド

ポリフェノール 

・ゴマ(セサミノール)

・ブルーベリー(アントシアニン)

・大豆(イソフラボン・サポニン)

・そば(ルチン)

・緑茶(カテキン)

・紅茶、ウーロン茶(タンニン)

カロテノイド

・(β-カロテン)

  かぼちゃ、ほうれん草、にんじん

・(リコピン)

  トマト、すいか

・(アスタキサンチン)

  えび、かに、さけ 


3)適度な運動を心がけましょう。

 肌の奥にある真皮には、毛細血管が

通っています。この毛細血管が血行不

良になると、酸素や栄養が肌に十分に

届かなくなり、肌のくすみや色ムラに

つながってしまいます。

 毛細血管の血行をスムーズにするに

は、運動が効果的です。健康的な肌の

色を目指すなら、日頃から運動を行な

う習慣をつけましょう。


4)冷えを改善するためにお風呂にゆ

  っくりつかりましょう。


5)肌をしっかり保湿しましょう。

 年齢肌では、コラーゲンやセラミド

などの保湿成分が低下して潤いが足り

なくなっています。スキンケアの三本

柱は洗う・補う・守ることです。

 洗顔料をしっかり泡立て、ゴシゴシ

とこすらずに優しく洗ってください。

洗顔後は、たっぷりと化粧水や美容液

でケアし保湿成分を含むクリームなど

で密封して潤いを閉じ込めましょう。

 肌のくすみが気になったら角質ケア

をしましょう。


6)早寝早起きをしましょう。

 成長ホルモンは、眠っている間に分

泌されます。しっかり眠って、細胞分

裂を促し、ターンオーバーのリズムを

整えましょう。

 また、成長ホルモンは保湿成分の産

生もサポートするため、早めに寝て肌

の回復時間を作ることが大切です。

 睡眠のゴールデンタイムは22時~

2時です。22時~2時の睡眠で,傷

ついた細胞が修復され,疲れがとれる

と言われています。


最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page